第53回 日本高気圧環境・潜水医学会学術総会

会期:2018年11月30日(金)~12月1日(土)
会場:旭川市大雪クリスタルホール

会長挨拶

第53回日本高気圧環境・潜水医学会学術総会の開催にあたって

来る2018年11月30日(金)・12月1日(土)の二日間、旭川市大雪(たいせつ)クリスタルホールを会場として第53回日本高気圧環境・潜水医学会学術総会を開催いたします。
 本学会は当教室の初代教授である郷一知先生が2008年に第43回学術総会を開催してからちょうど10年目となります。
 今回のテーマは「Hope for the best and prepare for the worst, 共有と活用」とさせていただきました。これは、当たり前のことではありますが、我々は常にベストを目指すものの、最悪のことも想定して医療を行おうというものです。そのためには高気圧酸素治療・潜水に携わる人々がいろいろな情報を共有し、それを広めて、それぞれの地域で共有できたものを活用することが重要だと考えています。したがって、「安全」と「教育」を中心項目として学会を開催したいという気持ちから本テーマをつけさせていただきました。
 高気圧酸素治療は急性一酸化炭素中毒、減圧症などに始まって、がん治療、スポーツ医学等その用途は拡大傾向にあるものの、治療を行う施設は地域によって偏りがあり、その効果が全体には浸透していないのが現状かと思います。これを変革するためには、①日常業務の安全性を高める。②データを収集する。そして③エビデンスを発信する。ことが必要と思います。今回の学会ではまず、安全と教育に関するテーマを中心に議論していただく予定ですが、データの収集のためのプラットフォームとして第52回から設置された全国大学病院HBO協議会を、今回も開きたいと考えております。
 11月末の北海道は前年度の沖縄と違い防寒の必要性がありますので、是非しっかりとした準備をしていただいて、熱い議論をしていただければと思います。
 会員皆様からの多数の演題ご応募を心よりお待ち申し上げ,旭川でお会い出来ることを楽しみにしております。何卒宜しくお願い申し上げます。

第53回日本高気圧環境・潜水医学会学術総会会長
藤田 智

(旭川医科大学救急医学講座)