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会長挨拶

  • 第22回日本排尿機能学会
  • 会長柿崎秀宏
  • 旭川医科大学 腎泌尿器外科学講座 教授

  第22回日本排尿機能学会を平成27年9月9日(水)~11日(金)の会期で京王プラザホテル札幌にて開催させて頂きます。日本排尿機能学会の会員数は1,300名に及び、排尿障害の診療に従事する泌尿器科医、神経内科医、看護師、理学療法士、臨床検査技師が立場の違いを越えて横断的に討議する学際的な国内学会です。加えて、排尿障害の病態解明や新しい治療法の確立に向けた基礎研究の成果を発表するために、研究者が集う場でもあります。このような特徴をもつ日本排尿機能学会をお世話させて頂くことを大変光栄に思っております。教室員共々、全力で準備を進める所存です。
 本学会は昭和48年6月に第1回神経因性膀胱研究会(世話人:宮崎一興先生)として発足し、平成6年4月の第42回神経因性膀胱研究会まで、年2回の研究会が多くの世話人の努力により綿々と継続されました。その後、学会へと発展し、平成6年10月に第1回日本神経因性膀胱学会(世話人:白岩康夫先生)が福島にて開催されました。平成14年10月の熊本での第9回の学会(会長:上田昭一先生)から日本排尿機能学会へと名称変更し、平成27年の第22回大会へと受け継がれています。本学会の英語名称も慣れ親しんできたNBS(Neurogenic Bladder Society)からJCS(Japanese Continence Society)へと改名され、韓国や台湾などのアジア諸国との連携が加速することが期待されています。近年の排尿機能学は飛躍的な進歩を遂げ、多くの有効な治療薬が世に出て、下部尿路機能障害に苦しむ多くの患者の治療が可能となってきました。しかし、依然として難治症例も経験され、Continence Medicineの領域において本学会が挑戦すべき課題は山積しています。
このような経緯を踏まえ、第22回日本排尿機能学会のテーマは、「Continence Medicine -Its Evolution and Challenge-」 とさせて頂きました。下部尿路機能障害に対するトータルケアの実践に向けて、Continence Medicineの変遷と将来のチャレンジを展望するインパクトのある学会にしたいと思っております。沢山の方の演題参加、学会参加をお待ちしております。尚、第22回日本排尿機能学会の前日(9月8日)にPPCS(Pan-Pacific Continence Society)を札幌にて開催予定です。平成27年9月7日からの1週間は排尿機能週間として、札幌の地で熱い討論を展開したいと思っております。
皆様のご協力、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。