HOPES2024

ご挨拶

北海道外科関連学会機構 代表理事 竹政 伊知朗

(札幌医科大学医学部 消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座)

副代表理事 武冨 紹信

(北海道大学大学院医学研究院 消化器外科学教室I)

謹啓、時下ますますのご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、来る2024年9月14日(土)・15日(日)に、ホテルライフォート札幌にて「第7回北海道外科関連学会機構合同学術集会(HOPES2024)」を開催させていただくことになり、現在、鋭意準備を進めているところであります。
 本学術集会は、「北海道外科学会」、「日本胸部外科学会北海道地方会」、「日本血管外科学会北海道地方会」、「日本小児外科学会北海道地方会」、「日本臨床外科学会北海道支部例会」の5つの学会が合同開催される大規模な学術集会で、北海道内の外科医が一堂に集結する貴重な場となっております。
 北海道内3医育大学や主要病院の外科責任者がすべて参画して北海道の外科医療や外科医育成について検討するとともに、専門医のクレジットを取得できる機会ともなっており、中堅の外科医はもちろん、若手外科医や外科を目指す医学生にとっても重要な研究発表や情報交換の機会になっております。
 つきましては、皆様にとりまして有意義な学会となりますよう、事務局一同、鋭意準備を進めて参りますので、是非ともご協力賜りますよう、心からお願い申し上げます。

謹白

2024年3月吉日

第113回北海道外科学会 会長 若狭 哲

(北海道大学大学院医学研究院 外科学講座 心臓血管外科学教室)

第113回北海道外科学会会長を務めさせていただきます北海道大学心臓血管外科の若狭哲です。よろしくお願いいたします。
2024年4月から働き方改革が実施され、外科専攻医不足もいよいよ深刻です。このような中でHOPESでは、北海道の外科教室が一致団結し、北海道の外科医療を担う若手にフォーカスした学生セッションやU40/U35セッション、さらには研修医セッションを今年も開催いたします。多くの方々にご参加いただき、北海道の外科を盛り上げていただけますようお願い申し上げます。

第108回日本胸部外科学会北海道地方会 会長 加藤 達哉

(北海道大学大学院医学院 外科学講座 呼吸器外科学教室)

第108回日本胸部外科学会北海道地方会会長を務めさせていただきます北海道大学大学院医学院呼吸器外科学教室の加藤達哉です。どうぞよろしくお願いいたします。
今年でHOPESも第7回目を迎え、ますます成熟してきた感があります。今回は学生のセッションのみならず、多くの研修医や専攻医の先生方にも積極的に参加していただく新たなプログラムも検討しています。また、この胸部外科学会地方会はJATS-NEXTという心臓、呼吸器、食道の3領域で、次の世代のリーダーを担う人材を育成することを目的とした試みも行っております。この機会を利用して、やりがいのある一生の仕事としての「外科医の魅力」を是非若い先生方に伝えていってほしいと思っております。
皆さんの力で昨年同様、このHOPESが大いに盛り上がり、ここ北海道で熱い議論が繰り広げられることを期待しています。

第43回日本血管外科学会北海道地方会 会長 伊藤 寿朗

(社会医療法人孝仁会 札幌孝仁会記念病院 心臓血管外科)

この度、第43回日本血管外科学会北海道地方会会長を務めさせていただきます 札幌孝仁会記念病院 心臓血管外科 伊藤寿朗です。どうぞよろしくお願いいたします。
今年の4月から医師の働き方改革がいよいよ施行されました。緊急手術で夜間の呼び出しの多い血管外科医にとって、勤務時間の調整や人員の確保など、臨床以外のことで毎日頭を悩ませていることと思います。そんな現実からHOPES 2024はいっとき逃避できる良い機会です。タイムカードはありません。Interval制度も気にする必要ありません。興味のある発表に耳を傾け、持論や手術の経験談を心ゆくまで披露してください。本会を多いに盛り上げていただきますよう、たくさんの演題ご応募お待ちしています。
当日は多数の皆様にご参加いただき、有意義な学術集会になりますよう心から楽しみにしています。

第109回日本小児外科学会北海道地方会 会長 浜田 弘巳

(北海道立子ども総合医療・療育センター 小児外科)

第109回日本小児外科学会北海道地方会の会長を務めさせていただきます北海道立子ども総合医療・療育センター 小児外科の浜田弘巳です。
どうぞよろしくお願いいたします。
小児外科学会地方会の会長を務めるのは3回目になります。ということはそれだけ小児外科医が少ないということです。ここ数年やっと小児外科を目指す若い先生、学生さんが出てきましたが、じつは年齢構成がいびつで中堅が極端に少ないのが現状です。現在、小児外科診療を行っている施設は札幌3,旭川1の4施設のみです。それ以外の地域の患児は遠距離を移動して治療を受けなければなりません。地域医療にいかに小児外科診療を組み込むか、大きな課題ですがそのためには小児外科医が増えなければなりません。
HOPESと同時開催することは単独開催の時よりも、外科後期研修医の先生たちに小児外科に触れ、ひとりでも多くの若手が小児外科を目指すきっかけとなるいい機会としたいと思います。
また他分野の外科医師の参加が容易となることで発表や議論が活発になることを期待しています。そのためにもかつて小児外科診療に携わっていた経験のあるベテランの先生の参加を歓迎します。
小児外科学会地方会はHOPESのなかではもっとも小規模ですので、多くの皆様に発表、参加いただけるようお願い申し上げます。

第126回日本臨床外科学会北海道支部例会 会長 東 信良

(旭川医科大学 外科学講座 血管・呼吸・腫瘍病態外科学分野)

今年もHOPESの演題登録の時期が迫ってまいりました。
今年で7回目を迎えるHOPESですが、臨床外科の地方会は3回目からHOPESに加わり、北海道外科学会やその他の外科系北海道地方会と合同の一大イベントとしてこの北海道の大地に定着しております。長く学会活動を制限していたコロナもある程度おさまり、昨年は久しぶりのface to faceの意見交換や会員間のコミュニケーションがとれて、かなり盛り上がりました。
今年は、働き方改革の年で、多くの医師が学会活動をこれまで同様に続けてゆけるか不安に感じているとは思いますので、HOPESの真価が問われる年になります。我々の貴重な働く時間を割いてでも演題を出したい場所として臨床外科北海道地方会そしてHOPESに価値を見出していただけるよう願っております。
多くの皆さまの学会参加、演題登録を何卒よろしくお願い申し上げます。