このたび、⽇本家族看護学会第32 回学術集会を2025 年9 ⽉20⽇(⼟)~21 ⽇(⽇)の2 ⽇間、札幌市教育文化会館において開催させていただくこととなりました。本学術集会 会長の今野美紀と申します。本学術集会が、32回目にして初めて北海道で開催されることとなり、大変光栄に存じます。
会員の皆様に感謝申し上げます。
本学術集会のテーマは「家族看護はえんむすび」としました。ポスターでは、開催地・北海道に縁のあるシマエナガ、エゾリス、メジロを用いて、多様な家族の姿を表してみました。家族の発達段階、健康状態により、看護職は当事者・家族員、親子、夫婦などの関係性を捉えて働きかけています。しかし、今日、家族の中だけで発達上の課題、健康上の課題が解決されるには限界があり、家族の外と繋がり、援けていくことも看護職の役割となります。本学術集会では、家族の発達と健康を支える看護の探求と、家族内にとどまらない様々な“えん”を創る看護について、熱く語り合う機会になればと思います。
プログラムについては、学術集会テーマと照らしながら、特別講演、教育講演、シンポジウム、市民公開講座、委員会企画、交流集会、一般演題、オンデマンドによる配信講演等を企画中です。詳細は、ホームページ上で更新して参りますので、ご確認いただければ幸いです。
会場は札幌市教育文化会館を全館貸し切り、皆様をお迎えいたします。大通公園に近いアクセスのよい会場ですので、周辺の散策と北海道ならではの美味しい食事をお楽しみいただけます。
学術集会が開催される札幌の9月は、朝晩、涼しく、爽やかで過ごしやすい季節です。多くの皆様にお会いできることを楽しみに、企画委員一同、心よりお待ち申し上げます。
一般社団法人 ⽇本家族看護学会 第32 回学術集会
会長 今野美紀(こんの みき)
札幌医科大学保健医療学部看護学科 学科長・教授