日本老年歯科医学会第35回学術大会

日程表・プログラム

プログラム

大会長講演

「高齢者の日常診療におけるピットフォール~口腔内科学的観点の重要性~」

2024年6月29日(土) 8:50~9:30(40分) 第1会場

【座長】水口 俊介(日本老年歯科医学会理事長/東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学分野)
【演者】山崎 裕 (北海道大学大学院歯学研究院口腔健康科学分野高齢者歯科学教室)

特別講演1

「大規模振興ウイルス感染症, COVID-19とSARS, エボラウイルス病, エムボックスと私たちの社会:大規模流行の背景と対策のあり方」

2024年6月29日(土) 13:10~14:10(60分) 第1会場

【座長】山崎 裕 (北海道大学大学院歯学研究院口腔健康科学分野高齢者歯科学教室)
【演者】西條 政幸(札幌市保健福祉局・保健所 医務・健康衛生担当局長) 

特別講演2

「未来を拓く老年歯科医学教育を考える」

2024年6月30日(日) 13:10~14:10(60分) 第1会場

【座長】米山 武義(米山歯科クリニック)
【演者】羽村 章 (日本老年歯科医学会副理事長/日本歯科大学生命歯学部高齢者歯科学)

海外特別講演 (渉外委員会企画)

「ヨーロッパにおけるGerodontology」

2024年6月30日(日) 10:40~11:40(60分) 第1会場
【講演趣旨】
ヨーロッパの老年歯科医学の先端で研究を行っているDr. Murali Srinivasanをお呼びして、ヨーロッパにおける老年歯科医学のカッティングエッジについて講演いただく。

【座長】松尾 浩一郎(東京医科歯科大学大学院地域・福祉口腔機能管理学分野)
【演者】Murali Srinivasan(Clinic of General, Special care, and Geriatric Dentistry, University of Zurich)

教育講演 (学術委員会企画)

「百寿者の医学的特徴」

2024年6月30日(日) 9:40~10:30(50分) 第1会場
【講演趣旨】
本講演では、百寿者の医学的特徴とその背後にあるメカニズムや現時点での知見を共有する。
そこで、百寿者研究の第一人者である新井康通先生を講師に迎え、特に長寿を可能とする「食」についてご講演いただく。

【座長】 池邉 一典(大阪大学大学院歯学研究科 有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野)
【演者】 新井 康通(慶応義塾大学看護医療学部 医学部百寿総合研究センター)

スポンサードレクチャー (学術委員会企画)共催:サンスター株式会社

「オーラルフレイルの新定義について」

2024年6月30日(日) 9:00~9:30(30分) 第1会場
【講演趣旨】
日本老年歯科医学会、本老年医学会、本サルコペニア・フレイル学会の3学会合同ワーキンググループが、医科歯科連携を見据えて検討してきたオーラルフレイルの新定義が決定した。そこで,本講演では、歯科医療従事者に向けてオーラルフレイルの新定義の詳細を報告し、新しいオーラルフレイルについての理解を広げることを目的とする。その結果として、オーラルフレイルの予防策やオーラルフレイルが今後目指す方向性が明確になる。

【座長】 池邉 一典(大阪大学大学院歯学研究科 有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野)
【演者】 岩崎 正則(北海道大学大学院歯学研究院 口腔健康科学講座 予防歯科学教室)

シンポジウム1 (病院歯科委員会・在宅歯科医療委員会合同企画)

「病院と在宅・施設をつなぐ地域一体型の口腔機能管理を考える」

2024年6月29日(土) 9:40~11:40(120分) 第1会場
【講演趣旨】
高齢者は入院を契機として、要介護状態となり、歯科訪問診療が開始されることが多い。しかし、療養場所が変わることで口腔機能管理が途切れることが少なくない。高齢者の口腔機能を維持・改善するためにはシームレスな口腔管理が必要である。そこで本シンポジウムでは、病院と在宅・施設における口腔機能管理をどのようにつないでいくかについて、当該分野の有識者と議論し、病院と在宅・施設をつなぐ地域一体型の口腔機能管理のあり方、目標を模索したい。

【座長】 古屋 純一(昭和大学大学院 歯学研究科口腔機能管理学分野)
     大野 友久(浜松市リハビリテーション病院歯科)
【演者】 鈴木 啓之(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 高齢者歯科学分野)
     野本 亜希子(浜松市リハビリテーション病院歯科)
     坂井 謙介(医療法人隼和会 坂井歯科医院)

シンポジウム2 (学術委員会企画)

「脳を基礎から理解する」

2024年6月29日(土) 8:50~10:10(80分) 第2会場
【講演趣旨】
アルツハイマー型認知症や脳卒中などの病態は要介護状態へと直結しており、その後の対応が非常に難しいものの、病態形成機構や回復メカニズムなどは不明な点が多い。
本シンポジウムに参加することで脳を基礎から理解可能で、アルツハイマー型認知症や脳卒中や、口腔の健康との関連性を基礎から知ることができる。

【座長】 金澤 学  (東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 口腔デジタルプロセス学分野)
     黒嶋 伸一郎(長崎大学生命医科学域(歯学系) 口腔インプラント学分野)
【演者】 枝広 あや子(東京都健康長寿医療センター研究所 自立促進と精神保健研究チーム 認知症と精神保健)
     後藤 哲哉(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 歯科機能形態学分野)
     榊間 春利(鹿児島大学医学部保健学科 基礎理学療法学講座)

シンポジウム3 (大会長企画)

「日本歯科心身医学会提案シンポジウム 高齢者での歯科心身症とその対応」

2024年6月29日(土) 10:20~11:40(80分) 第2会場
【講演趣旨】
歯科心身症は、多くは狭義の心身症の定義には当てはまらなく、医学的に説明困難な口腔症状(MUOS)の範疇に入り、中年期以降の女性に多い傾向にある。歯科的症状を訴えるが、歯髄処置や補綴処置などの一般的な歯科治療による介入で改善することはなく、むしろ症状の悪化をみることが多い。明らかな精神科的疾患を伴ったものは少ないことから、闇雲に精神科や心療内科に紹介しても患者の満足が得られる転帰となることは少ない。本シンポジウムでは、特に高齢者で多い歯科心身症に焦点をあて、それぞれ演者の歯科医師としての具体的な対応法について発表して頂き、歯科心身症を伴った高齢者患者への対応について議論致したい。

【座長】 安彦 善裕(北海道医療大学 生体機能・病態学系臨床口腔病理学分野)
【演者】 豊福 明 (東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学系専攻 全人的医療開発学講座 歯科心身医学)
     梅崎 陽二郎(福岡歯科大学 総合歯科学講座 高齢者歯科学分野)
     宇津宮 雅史(北海道医療大学病院 口腔内科相談外来)

シンポジウム4 スポンサードシンポジウム (地域包括ケア委員会企画) 共催:ニュートリー株式会社

「褥瘡患者への対応 ~多職種連携に必要な疾患・病態への理解を深める~」

2024年6月29日(土) 14:20~16:00(100分) 第1会場
【講演趣旨】
地域包括ケアシステムでは,さまざまな疾患・病態の患者を多職種で支えることとなる。褥瘡患者には高齢,寝たきり,低栄養,認知症などの問題を抱える者が多いが,これらは高齢者歯科分野においても対応が求められる。さらに,口腔清掃や摂食訓練などを行う際にリクライニング位が制限されることから,病態に応じた対応も必要となる。このような褥瘡に関する基本的な知識を学ぶことは,老年歯科医学会会員にとって有意義である。

【座長】 渡部 芳彦(東北福祉大学 健康科学部 医療経営管理学科)
     岩佐 康行(原土井病院 歯科)
【演者】 大浦 武彦(褥瘡・創傷治癒研究所)
     保坂 明美(株式会社トラントユイット 訪問看護ステーション フレンズ)
     金子 信子(学校法人平成医療学園 なにわ歯科衛生専門学校)
     岩佐 康行(原土井病院 歯科)

シンポジウム5 (広報委員会企画)

「医療連携の壁、私たちが乗り越えたいのは何?どうすれば乗り越えられるの? ~シームレスな連携を目指す手がかりはなんだろう?~」

2024年6月29日(土) 14:20~15:50(90分) 第2会場
【講演趣旨】
多職種連携の現場ではまだ、双方の役割に対する理解、共通言語、シームレスな連携を目指す際の手がかりが障壁となり、踏み込めないことがあるのではないでしょうか?また、歯科訪問診療で患者さんに介入をするにしても、他の職種の姿が見えにくく、連携とはかけ離れている状況はないでしょうか?この交流会では現場の連携の問題点を多職種の会員間で話し合い、どのようにしたら連携がスムーズにできるのかなどを模索していきます。

【モデレーター】細野 純 (細野歯科クリニック)
貴島 真佐子(社会医療法人 若弘会 わかくさ竜間リハビリテーション病院)
【パネリスト】 深澤 佳世(細野歯科クリニック)
馬場 めぐみ(医療法人臨生会 名寄歯科医院)
吉野 夕香(北海道医療大学病院 医療相談・地域連携室)
樫野 和子(医療法人社団敬崇会 猪原[食べる]総合歯科医療クリニック)
森下 元賀(令和健康科学大学 リハビリテーション学部理学療法学科)

シンポジウム6 (社会保険委員会企画)

「R6年改訂は私たちに何をもたらすのか?」

2024年6月29日(土) 13:10~14:10(60分) 第3会場
【講演趣旨】
R6年6月に改訂される診療報酬、介護報酬を紹介するとともに、日本老年歯科医学会会員の果たすべき役割、国民への責務について論議する。

【座長】 菊谷 武 (日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック)
【演者】 猪原 健 (医療法人社団敬崇会 猪原[食べる]総合歯科医療クリニック)
     糸田 昌隆(大阪歯科大学附属病院 口腔リハビリテーション科 医療保健学部 口腔保健学科)

シンポジウム7 (支部運営委員会企画)

「地域特性を踏まえた多職種連携深化のためのチップス」

2024年6月30日(日) 9:00~10:30(90分) 第2会場
【講演趣旨】
地域包括ケアの核心は、システムづくりではなくネットワークづくりにあると言われている。歯科訪問診療や介護予防・日常生活支援総合事業等に従事する歯科職からは、他の医療職や介護職と顔のみえる関係がつくれない、多職種連携の輪に入りづらいなどの悩みがよく聞こえてくる。他職種とのつながりが弱いゆえに在宅や介護関連の活動への参入を躊躇してしまう声もある。歯科診療所同士および歯科診療所と高次の歯科医療機関(病院歯科等)との同職種間連携でさえも難しいという。このような問題に直面している方々に、解決に向けた何らかのヒントをつかんでもらおうと企画されたのが本シンポジウムであり、「地域」を舞台に、その地域特有の課題に向き合い試行錯誤と紆余曲折を重ねながら人的ネットワークが形成され、個人、集団、そして地域がエンパワメントしていく経験を有する方々にご登壇いただく。参加されたみなさんが、各演者の語り(ナラティブ)から、不定形といわれる地域包括ケアのイメージづくりや多職種連携深化のためのチップス(ヒント、コツなど)をつかんでいただき、今後の歯科口腔保健活動にはずみがつけば幸いである。

【座長】 佐々木 健(北海道釧路総合振興局 保健環境部 保健行政室(釧路保健所))
     平野 浩彦(東京都健康長寿医療センター)
【演者】 森田 一彦(森田歯科医院)
     宮前 彰彦(株式会社金安薬局 金安薬局中園店)
     渡邊 紀子(株式会社ライズリング)

シンポジウム8 (特任委員会(認知症)企画)

「認知症共生社会を切り開く歯科の役割」

22024年6月30日(日) 10:40~11:40(60分) 第2会場
【講演趣旨】
2023年に成立した認知症基本法をうけて歯科の役割を認識したうえで、高齢者や認知症の人の近い将来を見据えながら、本人や家族、多職種との話し合いと予知的な提案ができる歯科医師を目指した教育のあり方について共有し、歯科が認知症共生社会に参画するあり方を模索します。

【座長】 枝広 あや子(東京都健康長寿医療センター研究所 自立促進と精神保健研究チーム 認知症と精神保健)
【演者】 内海 久美子(砂川市立病院 認知症疾患医療センター長)
     白野 美和(日本歯科大学新潟病院 訪問歯科口腔ケア科)

シンポジウム9 (学術用語委員会企画)

「歯科口腔保健法に基づく今後の高齢者歯科保健活動 ~歯と口腔の健康づくりプランをふまえたアプローチ~」

2024年6月30日(日) 9:00~10:30(90分) 第3会場
【講演趣旨】
歯科口腔保健法に基づき実施される基本的事項は、2024年度から第2次プランが実施され、12年間にわたる新しい地域歯科保健活動がスタートする。この第2次基本的事項については、より多くの方々に知っていただけるように「歯と口腔の健康づくりプラン」の呼称が付けられた。国民皆歯科検診の考え方が骨太の方針に2022年度に引き続き2023年度にも記載されたことを受けて、今後、生涯にわたる歯・口腔の健康づくりの提供体制も拡充が期待される。「歯と口腔の健康づくりプラン」において、高齢期の健康づくりは主要項目のひとつとして位置づけられており、日本老年歯科医学会が担う役割も大きいものと考えられる。
本シンポジウムでは、「歯と口腔の健康づくりプラン」の概要を紹介するとともに、高齢者歯科保健に関する目標について理解を深め、今後、各地域で展開される高齢者歯科保健活動に本学会の会員がかかわる際に役立つ最新情報を提供したい。

【座長】 三浦 宏子(北海道医療大学歯学部保健衛生学分野)
【演者】 福田 英輝(国立保健医療科学院)
     秋野 憲一(札幌市保健福祉局)

シンポジウム10 (教育委員会企画)

「老年歯科医学教育の実態調査からみえてきたもの」

2024年6月30日(日) 10:40~11:40(60分) 第3会場
【講演趣旨】
現在、教育委員会では7年ぶりに全国の歯科大学および大学歯学部29校を対象とした老年歯科医学教育実態調査をすすめています。
そこで本委員会セミナーを通じて、老年歯科医学教育に携わる多くの会員が老年歯科医学の教育実態について情報共有するとともに、他大学の優れた特色ある取り組みを学ぶことで老年歯科医学教育の全体的な質を高めることを意図している。

【座長】 會田 英紀(北海道医療大学歯学部 生体機能・病態学系 高齢者・有病者歯科学分野)
     伊藤 加代子(新潟大学医歯学総合病院 口腔リハビリテーション科)
【演者】 伊藤 加代子(新潟大学医歯学総合病院 口腔リハビリテーション科)
     川西 克弥(北海道医療大学歯学部 総合教育学系 臨床教育管理運営分野)
     吉見 佳那子(東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション学分野)

シンポジウム11 (在宅歯科医療委員会企画)

「地域で最期まで支える」を実現するための覚悟とスキル」

2024年6月30日(日) 13:10~15:10(120分) 第2会場
【講演趣旨】
人生の最期まで、歯科が関わりを持ち、口腔や食べることに関わる生活を支え続けることによってその人の人生が豊かになるのは、疑いようもない。しかし、それを実現することがとても難しい現実がある。人生の最終段階にある方に対し、歯科として関わり続けることが難しいのは、なぜだろうか? 本シンポジウムでは、この課題を如何にして解決すべきか、人と組織をどう作り、誰をどのように動かしていくのか、その覚悟とスキルについて、先駆者の報告をもとにディスカッションしていく。

【座長】 菊谷 武 (日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック)
     猪原 光 (医療法人社団敬崇会 猪原[食べる]総合歯科医療クリニック)
【演者】 若杉 葉子(医療法人社団悠翔会 悠翔会在宅クリニック 歯科診療部)
     金子 信子(学校法人平成医療学園 なにわ歯科衛生専門学校)
     水越 新人(日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック)
     菊谷 武 (日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック)
     大堀 嘉子(株式会社紫恩)

シンポジウム12 (歯科衛生士関連委員会企画)

「地域におけるオーラルフレイル対策と歯科衛生士の関わり」

2024年6月30日(日) 13:10~15:10(120分) 第3会場
【講演趣旨】
令和2年度から「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」がはじまり、市町村が一体的にフレイルのおそれのある高齢者全体の支援を開始している。特に通いの場においては住民主体の運営から専門職が関わる運営に変遷し、口腔機能に関する健康支援は歯科衛生士の役割として配置されている。
令和6年度までに全ての市町村で一体的実施が展開されることを国は目指しており、従事する歯科衛生士自身がこの制度について理解し、自身の役割について認識することが、各地域での活躍につながると考える。
本シンポジウムでは、国がこの制度を推進する目的や専門職の派遣に関するシステム構築を行なった例を聴講することで、具体的に歯科衛生士の携わり方を学ぶ機会としたい。

【座長】 須田 牧夫(医療法人社団横浜みらい会 横浜南仲通歯科)
     渡邊 理沙(医療法人 静心会 桶狭間病院 藤田こころケアセンター 歯科)
【演者】 秋野 憲一(札幌市保健福祉局)
     武藤 智美(一般社団法人北海道歯科衛生士会)
     末永 智美(一般社団法人北海道歯科衛生士会)
     増田 絵美奈(厚生労働省 老健局 老人保健課)

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